Gary Grigsby's World at War?
(省略)
(中略)
各国家の工場ポイントの倍率は以下のように推移します。ただし占領した工場ポイントは常に1倍です。
ドイツ | |
4倍 | 1944年以降 |
3倍 | 独ソ戦開始以降 |
2倍 | 1939年以降 |
日本 | |
3倍 | 1940年以降 |
2倍 | 1939年 |
ソビエト連邦 | |
4倍 | 1944年以降 |
3倍 | 戦備レベル3番目のしきい値 |
2倍 | 戦備レベル1番目のしきい値 |
1倍 | 1939年~1943年(しきい値前) |
中国*1 | |
1倍 | 1939年以降 |
アメリカ合衆国 | |
5倍 | 1944年以降 |
3倍 | 戦備レベル3番目のしきい値 |
2倍 | 戦備レベル1番目のしきい値 |
1倍 | 1940年~1943年(しきい値前) |
0倍 | 1939年 |
イギリスとカナダ | |
3倍 | 1940年以降 |
2倍 | 1939年 |
フランス | |
3倍 | 1943年以降 |
2倍 | 1941~1942年 |
1倍 | 1940年 |
0倍 | 1939年 |
その他の連合国 | |
1倍 | イギリス連邦、ポーランド |
中立国 | |
2倍 | イタリア |
1倍 | ハンガリー、ルーマニア、スペイン、トルコ、ヴィシー |
(中略)
西側連合国は民生用に資源が消費されます。西側連合の生産フェイズ開始時に自由貿易後に消費されます。消費される資源の量は戦争経済へと移行する合衆国の工場倍率に依存し、物流のためにシーレーンが確保されている必要があります。
合衆国の工場倍率 | 資源消費量 |
0倍 | 毎ターン75 |
1倍 | 毎ターン50 |
2倍 | 毎ターン25 |
3倍以上 | 毎ターン0 |
(省略)
(省略)
(省略)
産出された資源と人口はそれぞれの領域に備蓄されます。占領されると資源備蓄は0~産出量の半分にまでランダムに減少します。この資源は占領した陣営が使用できます。人口は占領されると半減し(端数切り捨て)、残った人口は隣接する他の友軍領域に移動します。人口は自国に支配された領域でのみ産出されます。
繰り越せる資源量は各領域の産出量と同数までです(ただし資源1しか産出しない領域は2まで繰り越せます)。資源をまったく産出しない領域でも工場が存在する場合は1つの資源を繰り越せます。
人口は各領域の人口と同数まで繰り越せます。
各領域の資源と人口はマップ上のポップアップで確認できます。
(中略)
研究にかかるコストは安くありません。各ユニットの能力値を1向上させるのに5研究ポイントが必要な上、生産中も含めて所有する5ユニットごとに1ポイント上乗せされます(端数切り上げ)。つまり13ユニット存在すれば、5+3(13÷5)で8ポイント必要になるわけです。
上記の割り算のとき端数があれば、投資した累積研究ポイントが必要なポイントより1少なくても能力値向上の可能性があります。つまり上記の例だと必要なポイントは8ではなく厳密には7.6ですね。その時は60%の確率で必要な研究ポイントが8になり、40%の確率で必要な研究ポイントは7になります。もし後者だった場合に8ポイント投資したときは7ポイントだけ消費し、あまった1ポイントは次の能力値向上のために繰り越されます。
(中略)
ユニットの各能力値にはワールドスタンダード値(以下WS)が設定されており、これはユニットデータ画面(F4キー)において、最下部の天秤のマークの欄で確認できます。これを越えると能力向上に必要な研究ポイントが増加します(あなたの陣営がその分野の世界技術をリードしているからです)。
WS値を1越えると、WSを2越えるために必要な研究ポイントが2倍になります。WS+2の時にWS+3にしようとする時には3倍かかります。WS+4以降も同様です。
毎ターン各能力値に投資できる研究ポイントの限界量は、それまでその研究にどれだけ投資しているかと、WSを越えているかどうかの二つの要素に依存します。
現在の能力値がWS以下 | |||
それまで投資した研究ポイント | 0 | 1 | 2以上 |
このターン投資できる限界値 | 1 | 2 | 3 |
現在の能力値がWS+1 | |||
それまで投資した研究ポイント | 0 | 1 | 2以上 |
このターン投資できる限界値 | 2 | 4 | 6 |
現在の能力値がWS+n(n≧2) | |||
それまで投資した研究ポイント | 0 | 1 | 2以上 |
このターン投資できる限界値 | n+1 | n+1 | n+1 |
例外として、戦略爆撃機の対地攻撃値と回避値はWS+2以上の場合、以下のようになります:
現在の能力値がWS+n(n≧2) | |||
それまで投資した研究ポイント | 0 | 1 | 2以上 |
このターン投資できる限界値 | n+1 | 2*(n+1) | 3*(n+1) |
大戦初期は研究狂になることはできません。1941年以前では毎ターン各能力値に1ポイントずつしか投資できません。 さらに1941年の間は2ポイントが限度です。1941年以前の1ポイント制限の方は、ドイツか日本がソ連か合衆国と開戦すると解除されます。
(中略)
シフトキーを押しながら投資画面の+ボタンを押すと、最大値まで投資します。シフトキーを押しながら-ボタンを押すとそのターン投資したすべてのポイントを引き上げます。
研究ポイントは向上するのに必要なポイントより1つ多くまでしか投資できません。したがって向上に6ポイント必要なときに前ターンまでに5ポイント投資済であれば、そのターンはトータルで7ポイントとなる2ポイントまでしか投資できないことになります。
各ターン開始時にランダム技術イベントが1つ発生する可能性があります。研究画面から左側面のボタンを押すことでランダム技術イベント一覧を確認することができます。発生済のイベントは灰色になっています。各イベントはゲーム内で1回ずつしか発生しません。1939年より後のシナリオではいくつかのイベントがすでに発生済になっています。
各イベントは上から順番に表記されている確率で判定が行われますが、表示されている年代になるまでイベント発生判定は行われません。
イベントが発生すると、対象となる能力値の投資された研究ポイントに1+Die(4)、つまり2~5ポイント加算されます。ただしジェットエンジン、LCVP、LSTイベントに関しては6+Die(4)、つまり7~10ポイント加算されます
ドイツがジェットエンジンの分野で技術躍進 | |
発生年代 | 1943年 |
発生確率 | 25% |
対象能力 | 戦闘機・戦術爆撃機の回避能力値 |
連合軍が近接信管高射砲の分野で技術躍進 | |
発生年代 | 1943年 |
発生確率 | 25% |
対象能力 | 空母・重艦隊・軽艦隊・高射砲隊の対空攻撃能力値 |
ソ連がロケット砲の分野で技術躍進 | |
発生年代 | 1941年 |
発生確率 | 15% |
対象能力 | 砲兵隊の対地攻撃能力値 |
ドイツ軍が歩兵対戦車ロケット砲の分野で技術躍進 | |
発生年代 | 1942年 |
発生確率 | 20% |
対象能力 | 歩兵の対地攻撃能力値 |
ドイツ軍が潜水艦換気装置の分野で技術躍進 | |
発生年代 | 1943年 |
発生確率 | 20% |
対象能力 | 潜水艦の回避能力値 |
連合軍が対潜水艦魚雷の分野で技術躍進 | |
発生年代 | 1943年 |
発生確率 | 25% |
対象能力 | 空母艦載機・戦略爆撃機・戦術爆撃機の魚雷攻撃能力値*2 |
連合軍が上陸用舟艇(LCVP)の分野で技術躍進 | |
発生年代 | 1942年 |
発生確率 | 75% |
対象能力 | 輸送船団の揚陸容量値 |
連合軍が水陸両用上陸舟艇(LST)の分野で技術躍進 | |
発生年代 | 1942年 |
発生確率 | 75% |
対象能力 | 輸送船団の揚陸容量値 |
空挺ユニットの能力値のうち、歩兵より低いものは自動的に同数値まで底上げされます。歩兵の能力が向上すればそれに追随します。
その際に空挺ユニットのその能力値にすでに投資された研究ポイントは0に戻ります。ただし歩兵と同等以上の能力に対しては適用されません。
1941年以前では毎ターン各能力値に1ポイントずつしか研究ポイントを投資できません。 さらに1941年の間は2ポイントが限度です。1941年以前の1ポイント制限の方は、ドイツか日本がソ連か合衆国と開戦すると解除されます。