10.1 国家間状況画面 †
(省略)
10.2 アメリカ合衆国とソビエト連邦の戦備レベル †
10.2.1 合衆国の戦備レベル †
(中略)
合衆国の戦備レベルの上昇 †
次のような特別な行動により、合衆国の戦備レベルは上昇していきます。
- ドイツターン時に潜水艦により西側連合の輸送船団がダメージを受けるたびに25%の確率で1ポイント上昇します。破壊されたときは50%です。
- 枢軸国が中立国に宣戦するたびに1~2ポイントのランダムで上昇します。
- 枢軸国が中国の領域を占領するたびに1~2ポイントのランダムで上昇します。
- 西側連合にターンがまわってくるたびに1~2ポイントのランダムで上昇します。ただし1942年春(編注:冬からかも?)のターンから1~3ポイントのランダムで上昇します。
- ヴィシーフランスが成立すると3ポイント上昇します。
- 枢軸国がイングランドを占領すると、3ポイント上昇します。
- スペインでクーデターイベントが起こると、3ポイント上昇します。
- 日本がソ連と戦争状態になると、5ポイント上昇します。
- 枢軸国がカナダ東部を占領すると、10ポイント上昇します。
- 日本が西側連合・低地諸国(編注:The Low Countries=ベネルクス3国)の支配地域や西側連合の政治的凍結地域に攻撃を仕掛けることによって合衆国と戦争状態に入ると、15ポイント上昇します。これらの日本の攻撃が起こると、西側連合の政治的凍結はすべて解除されます。もしその攻撃が合衆国領土への攻撃であった場合は、さらに5ポイント上昇します。
- ドイツが西側連合の政治的凍結地域や合衆国の支配領域に攻撃を仕掛けることによって合衆国と戦争状態に入ると、15ポイント上昇します。これらの攻撃が起こると、西側連合の政治的凍結はすべて解除されます。もしその攻撃が合衆国領土への攻撃であった場合は、さらに5ポイント上昇します。
最後の二つについてはどちらか片方しか起こりません。合衆国が枢軸国のどちらかと戦闘に入った場合は、両方と戦争状態になります。
合衆国の戦備レベルの下降 †
次のような特別な行動により、合衆国の戦備レベルは下降していきます。
- 西側連合が合衆国参戦前にヴィシーフランスを攻撃すると、5ポイント下がります。
- 西側連合がまだ中立状態のイタリアに攻撃すると、10ポイント下がります。
合衆国の戦備レベルの影響 †
合衆国の戦備レベルが28に達すると、同国の工場ポイントが2倍になります。レベル37に到達すると、すべての政治的凍結が解除されます。そして合衆国およびすべての西側連合国が枢軸国と戦争状態になります。
戦備レベルが52に達すると工場ポイントが3倍になります。
1944年冬になると、戦備レベルに関わらずすべての政治的凍結が解除され合衆国の工場ポイントが5倍になります。加えて合衆国およびすべての西側連合国が枢軸国と戦争状態になります。
10.2.2 ソビエトの戦備レベル †
(中略)
ソビエトの戦備レベルの上昇 †
次のような特別な行動により、ソ連の戦備レベルは上昇していきます。
- 枢軸国がソビエトの支配領域に接する中立国に宣戦するたびに、8ポイント上昇します。
- 枢軸国が上記以外の中立国に宣戦するたびに、ランダムで1~2ポイント上昇します。
- ソビエトにターンがまわってくるたびに、ランダムで1~2ポイント上昇します。ただし1941年から1~4ポイント上昇します。
- (以下、よくわからないので省略。たぶん分割協定関係)Increases by one (1) at the end of the Russian movement phase under certain circumstances if the Soviets increase the size of their forces in Eastern Poland. If Eastern Poland is still Frozen, the Russian War Readiness increases by one (1) if the number of non-militia ground units in Eastern Poland has increased during the Soviet turn (not counting the initial move into Eastern Poland due to the partition agreement). Note that after the Partition Agreement the Soviet player needs to repair the rail in Eastern Poland to move a unit there.
- ヴィシーフランスが成立すると、3ポイント上昇します。
- 枢軸国がイングランドを占領すると、3ポイント上昇します。
- 日本がソ連と戦争状態になると、5ポイント上昇します。これにより東部ソビエト領域の政治的凍結が解除されます。
- ドイツがソ連と戦争状態になると、25ポイント上昇します。これにより西部と中部のソビエト領域の政治的凍結が解除されます。
- ドイツが西部ポーランドを占領する前に東部ポーランドかバルト3国を攻撃することによって独ソ間の分割協定を破棄したとき、15ポイント上昇します。
このイベントが起こると、ドイツはソ連からの資源援助も失います。
- 独ソ戦開始までドイツは西部ポーランドに警備兵力を維持しなくてはいけません。歩兵・機甲・民兵・空挺ユニットのみが警備兵力としてカウントされます。1939年の夏のソ連ターン開始時にドイツは1ユニットの兵力を西部ポーランドに置かねばなりません。必要量はターンごとに1ユニット増加していきます(例えば1940年の冬には3つの警備兵力を置かねばなりません)。不足量ごとに毎ターンソビエトの戦備レベルが2ポイント上昇します。
ソビエトの戦備レベルの影響 †
ソ連の戦備レベルが10に到達すると、工業レベルは2倍になります。ソ連の戦備レベルが34に達すると、西部・中部ソビエトの政治的凍結が解除されドイツに宣戦布告します。戦備レベルが43になると、工場ポイントが3倍になります。
1944年冬ターンになるとソ連は戦備レベルに関わらず西部と中部の政治的凍結が解除されドイツに宣戦し、工場ポイントは4倍になります。
10.2.3 戦備レベルと戦場の霧 †
戦場の霧オプションがオンになっている場合、枢軸国からはランダムな上昇値を加味した戦備レベルの累積の最小値と最大値の範囲がわかるのみで正確な現在の戦備レベルはわかりません。
10.3 宣戦布告 †
(省略)
10.4 中立国 †
10.4.1 中立国の外交姿勢 †
中立国には以下の5つの外交姿勢と0~10の変動率を持っています。
- 枢軸支持
- 枢軸寄り
- 均衡
- 連合寄り
- 連合支持
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矢印は5つのうちどの外交姿勢かを表しています。
またマップ上のポップアップでその国の外交姿勢と変動率(カッコ内の数字)を確認することができます。
- 支持を打ち出している中立国は、その勢力に毎ターン産出するすべての資源とその国の工場で生産することのできるだけの補給物資(資源は消費しない)を援助します。これらの援助を受けとるためには両国間の陸地が友好国か中立国の鉄道でつながっているか、海域が輸送船団でリンクしていなければなりません。
- ~寄りの姿勢をとっている中立国は産出する資源すべてを毎ターン援助します。これも鉄道か輸送船でリンクしている必要があります。
- 均衡の中立国は通常の貿易を両勢力と行います(11.7章参考?)
10.4.2 中立国の外交姿勢の変化 †
各勢力がこの後説明するような特定の行動をとると中立国との外交関係が変化する可能性があります。そのような行動を起こすと(ライバルの隣国を攻撃するなど)、0~99のランダム値が発生しそれが中立国の変動率の2乗より低かった場合、その国の外交姿勢が変化します。
例えばある均衡の中立国で変動率が5だったとして、ドイツが他の均衡中立国を攻撃したとしましょう。その時その国は25%の確率で連合寄りになる可能性があります。これは5の2乗が25だからです。
そして0~99のランダムの値が振られ、その目が0~24であった場合その国の外交姿勢は変化します(つまり変動率5の中立国は何かあったとき常に25%の確率で外交姿勢が変化するわけです。)
唯一の例外として、貿易協定の判定に関しては0~9のランダムの値が振られ、その目が相手国の変動率以下であった場合に成功します。
貿易協定 †
貿易協定は均衡の中立国に対してのみ行えます。プレイヤーは補給ポイントを5支払って相手国を自勢力寄りに外交姿勢を変化させることを試みることができます。どの列強も貿易協定は1ターンに1回しか行えません。試みるには両国の工場間が鉄道か輸送船団でリンクしている必要があります。(中略) 実行するには国家間状況画面(F11キー)において均衡中立国を示す黄色いボタンを押すことで行います。成否の結果はただちに表示されます。
敵性隣国への攻撃 †
敵勢力側に"支持"や"寄り"の外交姿勢をとっている中立国を攻撃すると、それに隣接した自勢力側に"支持"や"寄り"の中立国の外交姿勢が変化する可能性があります。隣接した敵国の領域を攻撃したり占領したりしても同様のことが起こります。
"寄り"の中立国は"支持"に変化します。"支持"の中立国はその勢力の側について参戦します。(中略) 実際に参戦の認可を求められるのはその列強の次ターン開始時になります。
(編注:このルールがあるため、ドイツがユーゴスラビアを攻めるのはクーデターが起きて連合寄りになるまで待った方が、ハンガリー・ルーマニア・ブルガリアが参戦する可能性が高くなります)
(以下略)
友好中立国への攻撃 †
友好中立国へ攻撃するのは、その強い影響を考えると賢い選択ではありません。とはいえまれにそうした方が有利という状況もあるでしょう(例えばドイツがソ連へのルートを追加するためにトルコを攻撃するなど、他国を攻撃する機会を得るために)。
自勢力"寄り"や"支持"の中立国を攻撃すると、他の"寄り"や"支持"や"均衡"の中立国に動揺を与えます。"寄り"は均衡に、"支持"は"寄り"に、"均衡"は敵陣営側寄りに変化する可能性があります。
その他の中立国への攻撃 †
敵陣営寄りや支持、そして均衡の中立国を攻撃すると、以下の可能性があります。
- 均衡の中立国が敵陣営寄りになる。
- 敵陣営寄りの中立国が支持に変化する。
戦争中の合衆国への連合支持国家の参戦 †
合衆国がドイツか日本と交戦状態に入ると、連合支持中立国のうち、もっとも変動率が高い国が連合国陣営に参戦する可能性があります。この判定はターンごとになされます。
中立国の参戦 †
タイ以外のすべての国家は連合国に攻撃されるとドイツについて参戦します。タイは日本につきます。ハンガリー・ルーマニア・ブルガリア以外のあらゆる国家は枢軸国に攻撃されると西側連合国につきます。ハンガリー・ルーマニア・ブルガリアはソ連につきます。
タイ †
ヴィシーフランスが成立すると、タイは枢軸寄りになります。日本がまだ政治的凍結状態の西側連合に攻撃すると、タイがまだ中立国で連合寄りでも支持でもない場合、その戦闘後に日本に参戦を打診してきます。
イタリア †
ヴィシーフランス成立時にイタリアが枢軸支持であれば、33%の確率でドイツについて参戦します。
(編注:このとき参戦しなくとも、ランダム政治イベントでの参戦の可能性があります)
10.4.3 中立国との貿易 †
(内容が10.4.1?とほとんど変わらないので割愛)
10.5 独ソ間の分割協定 †
独ソ間の分割協定は、ドイツが東部ポーランドやバルト3国を攻撃しないのであれば、ドイツの西部ポーランド占領を認めるというものです。
ドイツが西部ポーランドを占領すると次のソ連ターンの開始時に次の効果が起こります。
- ソビエトは西部ポーランド(編注:東部の誤植と思われる)とバルト3国を支配する
- 3つの歩兵と1つの機甲と1つの戦闘機と1つの戦術爆撃機ユニットが東部ポーランドからベラルーシ(白ロシア)に移動する
- 3つの歩兵ユニットがベラルーシからバルト3国に移動する
10.6 イタリアの中立侵犯 †
連合国陣営がイタリアがまだ中立の間に攻撃すると、次のことが発生します。
- イタリアおよびその領地はドイツの一部になります
- 5つの歩兵が北部イタリアに現れます
- 2つの歩兵が南部イタリアに現れます
- 合衆国の戦備レベルが10低下します
10.7 ランダム政治イベント †
シナリオの開始ターンをのぞき各ターンの始めにランダム政治イベントが一つ発生する可能性があります。国家間状況画面に各ランダム政治イベントの発生率が表示されています。まだ発生していないものは灰色文字になっています(編注:発生済の誤植と思われます。また発生条件が満たされているものは赤文字で表示されます)。どのイベントも1ゲームに1回しか発生しません。1939年より後のシナリオではいくつかのイベントはすでに発生済となった状態になっています。
イベント発生の判定はリストの上から順番に行われます。つまり「イタリア参戦」のイベントが最初に判定されます。リストに表示されている確率でイベントが発生します。
- イベント発生判定に成功するとそのイベントが発生し、そのターンにおいて他のイベントが発生することはありません
- イベント発生判定に失敗すると、次のイベントの判定が行われます
- リストの最後のイベントの判定にも失敗すると、そのターンでイベントは発生しません
イタリアが西側連合国に宣戦布告します(75%) †
次のすべての条件が満たされると、次のドイツターン開始時にイタリアはドイツ陣営に参加します。
- 西部フランスがドイツに支配されている
- イタリアが中立国である
- イタリアが枢軸支持である
- イベント判定に成功する
ソ連軍がフィンランド国境領域を攻撃します(75%) †
このイベントが起きると、フィンランドは枢軸支持になり4つの民兵ユニットが出現します。このイベントの発生条件は以下の通りです。
- フィンランドが中立国である
- フィンランドが枢軸寄りか均衡である
- ソビエト連邦がレニングラードを支配している
- イベント判定に成功する
ソ連軍がルーマニア国境領域を攻撃します(75%) †
このイベントが起きると、ルーマニアは枢軸支持になり4つの民兵ユニットが出現します。加えてブルガリアとハンガリーはそれぞれ1つずつ枢軸側に外交姿勢が変化します(均衡か枢軸寄りであれば)。これが発生する条件は以下の通りです。
- ルーマニアが中立国である
- ルーマニアが枢軸寄りか枢軸支持である
- ソビエトがキエフを支配している
- イベント判定に成功する
イタリア軍がギリシャ国境領域を攻撃します(25%) †
このイベントが起きるとギリシャは連合支持になり、4つの民兵ユニットが現れます。これが発生する条件は以下の通りです。
- ギリシャが中立である
- ギリシャが連合寄りか、連合支持か、均衡のいずれかである
- ドイツがアルバニアを支配している
- イタリアが枢軸として参戦している
- イベント判定に成功する
ユーゴスラビアでクーデター-連合軍支持政権が権力を奪います(50%) †
このイベントが起きるとユーゴスラビアが連合支持になります。これが発生する条件は以下の通りです。
- ユーゴスラビアが中立国である
- ユーゴスラビアが枢軸寄りか、枢軸支持か、均衡のいずれかである
- イベント判定に成功する
オランダとベルギーが西側連合国に参加-ドイツに宣戦布告します(10%) †
このイベントが起きると、低地諸国はただちに西側連合国に参加します。これが発生する条件は以下の通りです。
- 低地諸国が連合寄りか、連合支持である
- イベント判定に成功する
イラクでクーデター-新政権が西側連合国に宣戦布告します(5%) †
このイベントが起きるとイラクはドイツ支配下に入ります。ドイツはイラクにおいて1つの民兵ユニットと5つの補給ユニットを得ます。これが発生する条件は以下の通りです。
- イラクに枢軸か連合のユニットが存在しない(編注:つまり西側連合が民兵でも配置しておくとこのイベントの発生を防げます)
- イラクがまだ枢軸の支配下にない
- イベント判定に成功する
ポルトガルが西側連合国に参加-ドイツに宣戦布告します(5%) †
このイベントが起きるとポルトガルは次の西側連合のターン開始時に参戦を打診します。これが発生する条件は以下の通りです。
- ポルトガルが連合寄りか連合支持である
- スペインが中立国である
- イベント判定に成功する
スペインでクーデター-新政権が西側連合国に宣戦布告します(3%) †
このイベントが起きるとスペインは次のドイツターン開始時に参戦を打診します。合衆国の戦備レベルが3上昇します。これが発生する条件は以下の通りです。
スウェーデンでクーデター-新政権が西側連合国に宣戦布告します(2%) †
このイベントが起きるとスウェーデンは次のドイツターン開始時に参戦を打診します。これが発生する条件は以下の通りです。
- スウェーデンが中立国である
- ノルウェイがドイツに支配されている
- フィンランドが中立国であるかドイツ領域である
- 西部ソビエト領域が政治的凍結状態である
- 合衆国が政治的凍結状態である
- イベント判定に成功する
フィンランドでクーデター-新政権が連合軍に宣戦布告します(2%) †
このイベントが起きるとフィンランドは次のドイツターン開始時に参戦を打診します。これが発生する条件は以下の通りです。
- フィンランドが中立国である
- ノルウェイがドイツに支配されている
- 西部ソビエトが政治的凍結状態である
- イベント判定に成功する
ギリシャが西側連合に参加-ドイツに宣戦布告します(10%) †
このイベントが起きるとギリシャは次の西側連合ターン開始時に参戦を打診します。これが発生する条件は以下の通りです。
10.8 ヴィシーフランス †
西部フランスがドイツに征服されると、ただちにヴィシー政権が発足します(ただし一度きりです)。また西部か東部のフランスがドイツによって占領されかつ、南部フランスが西側連合の領域であれば常にヴィシー政権が成立します、ただし期限は1942年春のターンまでです。
ヴィシーフランスが成立すると以下のことが起こります。
- 輸送船団が味方領域を通じてリンクしていれば、フランス軍以外のフランスにいる西側連合のユニットはそれぞれ50%の確率でイングランドに脱出します。しかし撤退時にダメージを受けます。それらのダメージを受けたユニットは味方の工場までリンクが張られていなければ破壊されます。このダメージはフランスの領域がドイツやヴィシーの支配下になったあと発生します。
- すべてのフランス海軍ユニットは破壊されるか、西側連合として戦う自由フランス軍に組み込まれるかの判定を行います。各ユニットは20%の確率でイングランドに脱出し、それ以外の80%は破壊されます。
- フランス軍の航空機、地上部隊、補給ユニットはすべて破壊されます。海軍ユニットを含めてフランス軍はユニット表示にフランス国旗が描かれています。
- ヴィシーフランスのユニットがマップ上に配置されます。2つの歩兵と1つの高射砲隊と1つの砲兵隊が南部フランスに、1つの歩兵がそれぞれモロッコ、アルジェリア、チュニジアに配置されます。
- 南部フランスとフランス領北部アフリカはヴィシーフランス領になり、枢軸支持の中立国となります。西部・東部フランスはドイツの支配下に入ります。南部フランス、コルシカ、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、フランス領西部アフリカはヴィシーフランス領になります。
- フランス領インドシナは日本の支配下に入り、日本領となります。タイは枢軸寄りになります。
- 東部フランスの要塞は破壊されます。
ヴィシーフランスが枢軸軍に攻撃されると、次の西側連合ターン開始時にすべてのヴィシーフランス領がフランス領土に戻り、すべての残ったヴィシーフランス領域が西側連合支配下に入り、ユニットも西側連合軍になります。
ヴィシーフランスが連合軍に攻撃されると、次のドイツターン開始時にすべてのヴィシーフランス領がフランス領土に戻り、すべての残ったヴィシーフランス領域がドイツ支配下に入り、ユニットもドイツ軍になります。
10.9 政治的凍結領域と政治的警備兵力 †
詳しくは3.2.6章参照。
10.10 レンドリース制限 †
ソビエト連邦がドイツか日本と開戦するまで、ソ連にレンドリースすることはできません。
10.11 低地諸国における特例 †
オランダ、ベルギー、ルクセンブルクからなる低地諸国は、中立侵犯を受けたときに他とは違った扱いをされます。
枢軸軍が低地諸国に宣戦布告すると、ただちに西側連合に参加し、ユニットも西側連合軍になります。これは戦闘前に行われ、西側連合国は参戦拒否することはできません。
連合軍が低地諸国に宣戦布告すると、ただちにドイツに加入し、以下の領域は日本の支配下に入りすべてのユニットは破壊されます: ボルネオ、セレベス、オランダ領ニューギニア、ジャバ、スマトラ、ティモール